ホーカー タイフーンのタイトル


ホーカー タイフーンMK.IB
イギリス空軍 第198戦闘中隊機 1944年

ハセガワ/モノグラム 1/48 HM13


 このコーナー初登場のイギリス軍機です。
 個人的には、大戦中のイギリス軍機と言えば“スピットフィアー”なのですが、実はこのキットけっこう古いので、デカールが危ない状態だったのです。そこで急遽、制作に取り掛かりました。


エレベーターが下がっている状態を再現してみました。
 キットは部品点数も少なく簡単に組立てられます。(その割には完成まで2ヵ月近くも掛かってたりして・・・)その分デティルアップをしたかったのですが、この機に関する資料が全く無いので、シートベルトを追加したりロケット弾のフィンを0.3ミリのプラ板で作り直した程度で終わってしまいました。しかし、それではあまりにも寂しいのでエレベーターを一度切り離してダウン状態にして取り付けてみました。
以外に大きいプロペラに驚きました。翼はコルセアほどでは無いですが逆ガル翼です。
 塗装は[Mr.カラー飛行機色セットA]イギリス空軍機WWU中・後期標準塗装色を使いました。
 パターンを鉛筆でかるく下書きしてからオーシャングレー、ダークグリーンの順に吹き付けます。しかし、このままでは塗り分け部のボカシが大きいので、ボカシの部分を筆で塗り直しています。
(※この技法は山形の大場氏からヒントを頂きました)この方法は、結構使えると思います。
 その後に機体下面をミディアムシーグレーで塗りますが、その前に脚カバーを両面テープで仮止めして、機体側面や翼上面をマスキングして塗装しました。その塗装が乾いた後に、機体下面の白黒の帯と尾部の帯を塗装で再現しました。勿論どちらもデカールが用意されているのですが、難しい作業では無いしデカールを貼るよりも塗装の方が簡単なので・・・。

 デカールですが、けっこう古いキットだったので既にひび割れを起こしているデカールも有りました。この機体の場合は左側面の撃墜マークと一部の注意書き?が使えませんでした。
 しかし、デカールは凸凹にも良く馴染みデカール軟化剤等は全く必要ありませんでした。
 全てのデカールを貼り終ってから、撃墜マークをエナメルで手描きするのですが、位置決めの為にマスキングテープを少し貼り、それを目印にして描きいれました。以外に上手く描き入れる事が出来て安心しました。
 しかし・・・
 実は、“
TP”の余白の部分にマスキングテープが少し重なっていたのです。それに気づかずにテープを剥がしたので、“TP”の文字も剥がれてしまったのです。
 ・・・慌てました!急いでデカール接着剤で貼り付けようとしたのですが、グニョグニョ状態で使い物になりませんでした。
 でっ、仕方なくエナメルで手描きしたのですが、やっぱり手描きは難しいです。輪郭が甘くなってしまったうえに、筆の跡がもろに残ってしまいました。

 汚しの前にデカールを保護するため、ラッカーの艶消しクリアー(実際は半光沢位の仕上がり)を吹き付けます。その後に排気管を焦げ茶色に塗り、翼上面のキャットウォークを艶消し黒で塗ります。ここもデカールが用意されていますが完全に艶消しにしたいのと、各所を黒を使って汚し塗装をするので、ついでに塗っちゃいます。
 そのかなり薄めたフラットブラックを排気管周りやパネルライン、翼前縁に吹き付けます。これでほぼ完成ですが、まだ脚とロケット弾が付いていません!
 最後に脚を塗装してロケット弾と共に機体に接着して完成ですが、もう一つ、機体の所々に銀で塗装が剥がれた様子を再現して、キャットウォーク部をグレー系で汚して、これで本当に完成です。

 
《※ 大場氏のヒントとは最初に筆で迷彩パターンを縁取りしてその内側をエアブラシで吹き付けるようです(それを私は勘違いして吹き付けの後に筆で修正していました)。ちなみにこの方法は模型誌に載っていたそうでが、模型誌はいつも立ち読みで済ませている(極まれに買う時もあります)私には、貴重なアドバイスでした。》
迷彩のボカシ加減がいい感じに仕上がりました。しかし、“TP”の手描きの文字がイマイチ惜しい仕上がりです。


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