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さ て、CD-ROMを購入された方々、どんな手応えだったでしょうか。
満足して頂けたのか、物足りなかったのか、気になるところです。
何人かの方々からよかったとのご意見を頂いて、ちょっと安心をしているところではあるのですが。
　

実 は、今回のCD-ROM製作でちょっと意識していたことがありました。
CD-ROMを購入して下さる方のほぼ100%はうちのサイトに来てくれていると思われます。
今回のCD-ROMを購入しなくとも、既に全4コマに目を通し、人によってはまるまるHDDに保存している方もいるでしょう。
つまりそれはメインコンテンツが4コマ漫画の「4コマ!!」という商品でありながら、 そこに収められている4コマ漫画はあまり見られない…という使われ方をされることが多いということ。

そういった方々に対して満足感を得てもらうにはどうしたらいいか？
色々と考えましたが、結局のところ、コンテンツを増やすしかないという結論に達しました。
スクリーンセーバー、デスクトップアクセサリ、壁紙、アイコン（オマケのオマケ）、ミニゲーム、CGなど、 過去のぽそぽそcafeで公開したものや、やってみたかったけど容量の関係で見送っていたものを総動員しました。
　

当 初、宅配便でイベント会場まで送るはずだったものを当日持参にしたのも、 可能な限り製作時間を稼ぎボリュームをアップたいからというのが大きな理由でした。
それにより製作期間を3日間延長できましたが、この3日間のお陰でずいぶんと（自分の中の）満足度を上げられました。
壁紙に片桐さんを追加でき新旧四天王（詩織、虹野さん、みはりん、片桐さん、朝日奈さん）が揃いました。
可能なら全員分作りたかったのですが、それは時間的にも無理。
しかしこの新旧四天王を用意したということで”ときメモグッズのお約束”は形だけではありますが一応守れたように思います。
また、ミニゲームのブロック崩しの鏡さんもこの3日間で製作追加したものです。
当初は詩織だけだったのですが、こうして完成してみると鏡さんの方が遊んでもらえる回数が多そうです。
反復性のあるミニゲームを二つ、それも微妙に難易度の違うものを用意できたことは、 くり返し遊んで頂けることに寄与したでしょうか。

もっと時間があれば、どこかに”秘密”フォルダを作り、その中に更に”見ないで”フォルダを作り、 さらにその中に”アクセスしないで”フォルダを…を何度かくり返し、最後に秘密.htmlがあり、 何らかのネタばれページ（CG＆URL）に行きつく…なんていうこともやったでしょうか。
　

ま た、最初から無理だと分かっていて、結局やれなかったことも。
今回オマケで入れた「4コマ！（旧）」の時にはやったことなのですが、 index.htmlからmenuに行く間にあるプロローグと最後の最後に見てもらうエピローグという名目の紙芝居ページ。

プロローグでは…
詩「どこかに私の魂を熱くさせる同人ソフトはないかしら。」
虹「これなんかどう？」
詩「”4コマ!!〜ぽそぽそcafe　CD-ROM〜”？なんだか安っぽいわね。」
虹「こう見えて4コマ漫画が700本以上、さらには様々なコーナーがあるのよ。」
詩「数だけ揃えればいいってものじゃなくてよ。」
虹「見終わった時にどんな台詞が出るか楽しみだわ。」
詩「たいした自信ね。それじゃあ見せてもらうわよ。」
で、menuヘ。

エピローグでは…
虹「どう？藤崎さん。」
詩「……」（肩を震わせている）
虹「ど、そうしたの？」
詩「な、なんちゅうもんを見せてくれたんじゃ…」（泣きながら）
詩「懐かしい…あの熱い思いがよみがえってくる…」
虹「分かってもらえたようね。」
詩「ありがとう！虹野さん！」
…と。
まぁ、分かる人は分かったと思いますが、中途半端に美味しんぼ（8巻の京極さんのエピソード）のパクリだったり。
　

今 回、パッケージ用に全キャラを描きました。（主人公、好雄、伊集院はいませんが←それじゃ全キャラとは言えないだろ（自分ツッコミ））
全キャラの描かれているCGやイラストはよく見かけますが、いざ自分で全員を描いてみてとかなり手間がかかるものだと分かりました。
まずは12人という物理的な人数の多さ。一人30分で計算しても6時間。それに加え文字、背景。
それだけでもかなりの作業ですが、負担に感じたのはあまり描くことの無いキャラにどんなポーズをさせるか、どんな表情をさせるかでした。
普段描きなれているキャラのようにイメージできず、下書き段階で没になったCGは数知れません。
また、誰をどの位置にするかも悩みの種で、決定までは二転三転しました。
一般的な人気、自分の中の人気、このCD-ROMとしての位置付け、ポーズからくる配置の制限等を考慮しつつ変更調整のくり返しでした。
結果的にあの位置になりましたが、果たして皆さんが納得して頂ける位置関係になったでしょうか。
虹野さんと朝日奈さんの胸ポケットと校章が左右逆なのはそんな苦労の跡なのです。（って言うか直せよ(笑)）
ちなみに漁夫の利を得たのはサブヒロインでありつつも最前列をゲットしたみのりたんではないかと思ったり。
今後、どこかのサイトなどで全員が描かれているCGを見たら、気に入る気に入らないは別として、 その絵柄をそこに用意するだけでも頑張ったんだなぁと優しい目で見て下さい。（笑）
　

き らめき同窓会2で40本、通信販売で90本、お礼等で配ったのが5本。
つまり130本以上が日本中に散らばったことになります。

自分の中の通信販売の売上予想は… 20本：この数字を切ることはないだろうなぁ…たぶん。
30本：このくらいはいくと思うけど…。
40本：この数字を超えてくれたら嬉しい…でも過剰な期待は禁物。
50本：さすがにここまでは無理でしょう…。
60本〜：まったくイメージせず。
…でした。

受付開始から数日でバックオーダーが30本を超え、少し余裕を持って作ったつもりの第1次増産分が完成直後すぐに消え、 これまた余裕をもって作ったつもりの第2次増産分も飛ぶように消えていきました。
気が付くと自分の保存用すら残っていませんでした。

ちょうどその頃は仕事も忙しい時期で毎日の受付、受付確認、入金確認、送付準備、送付通知、御礼等に目が回るようでした。
特に受付期間後半には一日10件以上を処理していましたので、どこかでミスをしてそうな不安もあり、 注文メール恐怖症になっていました。(笑)
「注文で〜す!!」ｶﾞｼｬｰﾝ!!
「Σ(￣ﾛ￣ｌｌｌ）!!」
そんな状況だったので、更新も滞りがちでしたが、今度こそは普通の生活に戻れる…かな？

自 分が作ったCD-ROMが自分の管理下以外の場所で存在し見られているというのは不思議な感じですね。
どこかで誰かに見られているということに関してはホームページも同じようなのですが、 自分の中ではホームページとCD-ROMには決定的な違いが2点があります。
その違いの1点目は、ホームページは”自分自身の手元にあるもの”ですが、CD-ROMは”完全に自分の手を離れたもの”ということ。
ホームページならミスや未完成があっても修正更新ができますが、CD-ROMとして販売したものはそれができません。
2点目は対価を支払ってもらっているということ。
お金をもらっているということは、相手に対して、”お金を払ったという事実（論点は金額ではない）”に見合う満足感を得られるようなものを作ろうとする責任、努力義務を自分自身に科すように認識するべきであるということになります。
つまり、ホームページでは「好きなことを好きなようにやっている」と言えるのですが、CD-ROMではそれは通用しません。
このことはかなり負担になりましたが、同時にやりがいを与えてくれました。

ホームページならミスや未完成があってもいつでも修正更新ができる…つまりそれは常に未完成ということでもあります。
しかし、CD-ROMは完成させなければなりません。
責任があるものを完成させる、これは重荷となりますが、やり遂げた瞬間はなかなか嬉しいものです。
これだけインターネットが普及して、自分の作品が物理的媒体を介さずに手軽に公開できる時代でも、 ”本（物理的な形）”で作品を作る方が多いのには、こんな理由もあるのかな、なんって思ってみたり。
　

何 人かの方から注文や動作確認とともに感想を頂きました。
慌しい中でしたので、十分なお返事もできず申し訳なかったです。

そんな感想の中で少なからずゆっこたんを応援する声がありました。
前から好きだった方は元より、うちのサイトを見て好きになったという方もいてくれました。
特に、数人の方がまるで口裏を合わせたかのように「もっといびって下さい。」と言ってくれたのを見ると、 ああ、長年ゆっこたんをいびってきたのは間違いじゃなかったんだなぁ…としみじみ思います(・∀・)。

詩「あら、私達を差し置いて一人ちやほやされている娘がいるようねぇ。(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ 」
光「ひとりだけずる〜い。(・∀・)ﾌﾞｰ」
穂「もっといびって下さいって書いてありますよ。(・∀・)ｸｽｸｽ」
橘「本当ですわね。(・∀・)ｳﾌﾌ」
ゆ「(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」
　

4 コマ!!をお買い上げ下さりありがとうございました。m(_ _)m
きらめき同窓会2とは違った形ですが、多くの方に通って頂けていることを身にしみて感じ、大変励みになっています。
これからもよろしくお願いします。

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