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FANTASY LAND

ファンタジーランド


ファンタジーランドは、おとぎの国です。
ディズニーが長い期間をかけて培ってきた物語を現実のものにしたテーマランドです。
ピーターパンやダンボと空を飛び、ピノキオや白雪姫の世界を体験し、悪魔を退治する。
こんなことを現実のものにできる世界です。
ウォルトディズニーがディズニーランドを思い付いたきっかけが「回転木馬」でした。
これもファンタジーランドにあります。
また、TDLのシンボル「シンデレラ城」はファンタジーランドのシンボルタワーでもあります。

◇スモールワールド
FANTASY LAND 
たくさんの人形が踊るスモールワールド。動かない人形は1体も存在しないらしい。
また、終点近くになると、人形たちの民族衣装の色がすべて白になります。
世界中の民族は一緒だという演出なのでしょう。
最近(でもないけど)外側の壁が塗り替えられ、肌色っぽくなりました。

私がスモールワールドで出会ったちょっとしたエピソードを。
さすがに何度もTDLに来ていると、スモールワールドにはマンネリを感じてしまいます。
せっかく来たんだからとりあえず乗るか、程度の気持ちで入った時のこと。
後ろの小学校低学年くらいの女の子が使い捨てカメラを片手にそわそわしながら、 「わあ、すごい。これじゃあカメラがいくつあっても足りないよ、お父さん。」 と驚いた様子で何枚も何枚も写真を撮っていました。
ふと、知識ばかりが増え、この子のような気持ちで接することができなくなっている自分に気がつきました。
ありがとう!!見ず知らずのお嬢さん!!

でも、こんなことがあるとスモールワールドは写真撮影禁止ですなんてヤボなことを言えなくなっちゃうな。(笑)

ここで流れている歌は「小さな世界(It's a small world)」という曲です。この曲は有名ですね。

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◇ホーンテッドマンション
FANTASY LAND 
TDLの数多い制服の中でも、ここの制服はナンバー1でしょう。頭の上のコウモリがポイント高し。
欲を言うならもう少し、後ろのリボンが大きいほうがいいかな。

建物の前にある墓石に刻まれている名前は、アメリカのディズニーランドのホーンテッドマンションの建設 にたずさわった工事関係者の名前といわれています。
また、建物の窓のカーテンがたまにシャッと動くそうです。

建物に入ってから・・・・
一番最初の部屋。壁の肖像画がだんだん骸骨になりますが、生身→骸骨まで13段階でした。

次に入る部屋で天井が上がりますが、これは床が下がるのではなく天井が上がっています。
壁や絵をよく見ると分かります。
でも、アメリカのディズニーランドのこの部屋は本当に床が下がります。
これは、建物のすぐ後ろを汽車が通っているためにゲストを線路に下をくぐらせるようにする為です。
TDLでは線路が無いので、天井を上げるようにしたそうです。そっちの方が安上がりとか。
「私ならこうして出るがね。」と言った時にちらりと天井に見えるのは首吊り死体のようです。

ここで乗り物に乗ります。
この乗り物は「オムニムーバー」といい、 ゲストに見せたい方を確実に見せる為に360度方向を変える事が出来ます。
さらに、デザイン的には視野を前方だけに限定し、後方の視界を遮断してゲストの孤独感を強くする (自分たち以外のゲストを見せない)ことと、余計な景色をゲストに見せない様にもなっています。
また、乗車時に止まらないでゲストを乗せる唯一の乗り物です。

オムニムーバーに乗ってすぐに、書斎がありますが、ここにある大理石の胸像は、 文学史上に名を残すゴーストライターの方々です。
最近(でもないですが)、テーブルの上に勝手にめくれる本と床に動く本が現れました。

誰もいないのに影だけがピアノを弾くところは、ご想像の通り右上からのライトの照射です。

その先の長い廊下を抜けると、テーブルの上の水晶玉の女の人が喋っているところになりますが、 ここは降霊会をしているところです。
彼女はマダム・レオターなる方で、台詞の訳は・・・・
「ヘビよ、蜘蛛よ、鼠の尾よ、いずこのにいるか霊呼び寄せろ。テーブルを叩き、今こそ応える時。
彼方よりメッセージを送れ。ハロウィンのなごりの小鬼や悪魔。
タンバリンの音で霊を目覚めさせ。地の果ての音楽を奏でておくれ。魔法使いよ。魔女よ。
どこにいようともベルを鳴らして知らせておくれ。」

次の舞踊会のシーン。
よく見るとテーブルの下にもぐりこんでいるひとりの亡霊がいますが、 彼の足ってすごぉぉく長いです。テーブルの向こう側からも足が出ているから。探してみましょう。

この舞踊会の亡霊達は消えます。どうしてでしょうか?
実は意外に単純な原理の応用です。
ゲストが見ている舞踊会会場は薄暗くしてあるだけで誰もいません。
彼ら亡霊の本体はオムニムーバーが通っている通路の真上と真下にいます。
そして、ゲストとホールの間にガラスを作ります。
そこで亡霊達にスポットライトを当てると、亡霊たちの姿がガラスに反射して半透明な画像を作り出します。
消えたり現れたりするのはライトの強弱によって行います。

ただし、原理は単純であっても、ゲストの顔の位置が正しくないと幽霊がずれるので ガラスとオムニムーバーの位置は緻密な計算で決められています。
長いホーンテッドマンションの廊下の中でも横一列にまっすぐオムニムーバーを並べるシーンはここだけです。
巨大なガラスを曲げることは出来ないし、ゲストとガラスとの距離が狂ってしまうから、ここにカーブは作れないのです。

墓地地帯の手前で下から幽霊が湧き出てくる所がありますが、目の細かい網に映写しています。

墓地地帯に入ってすぐ右側に犬がいますが、よく見ると小刻みに震えています

後半でお化けたちが歌っている唄は「グリム・グリニング・ゴースト(Grim grinning ghosts)」 (荒々しく歯をむきだして笑っている幽霊たち)と言う曲です。

オムニムーバーから降りてアトラクションの建物を出てすぐの左側にお墓があり、 そこに文字が刻んでありますが、英語の熟語を名前のように書いたパロディです。
刻まれている名前
本来の名前(熟語)
熟語の意味
Ray N.Carnationreincarnetion霊魂再来
I.m.Mortalimmortal不滅
Rustin PeeseRest in Peace安らかに眠れ
Asher T.Ashesashes to ashes灰は灰に還す
PEARLE GATESpearly gates天国の門
G.I.MISYOUGee I miss youあなたがいなくて寂しい
I.L.BebackI'll be back戻ってくる
M.T.Tombempty tomb空の墓
Sue Pernaturalsupernatural神業
I.Trudy DepartedI truly departed本当に死んだ
U.R.GoneYou are gone死んでしまった
Lev Itationievitation空中浮揚
C.U.LaterSee you laterまたあとで
HARRY AFTERHurry afterあと追って
HOBB GOBBLINhobgoblin悪戯な小鬼
Paul Tergystpoltergeistポルターガイスト
Clare Voinceclairvoyance透視
Dustin T.DustDust into dust死んだ
THEO LATERSee you laterまたあとで
Hal Lusinashunhallucination幻覚

しばらく前に、ここに本物の幽霊が出るとの噂が出たそうです。
なんでも、白いものがふわりと廊下を横切るのを何人かのキャストの方が目撃したとか。
でも、営業中にゲストが見たら「今の幽霊、すごいねえ。」なんて思われて終わりそう。(笑)

最後にホーンテッドマンションの数字的データを。
・オムニムーバー 160台
・コース全長 300m
・トリップタイム 7分20秒

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◇シンデレラ城ミステリーツアー
FANTASY LAND 
このシンデレラ城ミステリーツアーとミートザワールドは、ここTDLにしかありません。
アメリカやヨーロッパに行ってシンデレラ城ミステリーツアーがない!なんてキャストの方を困らせないようにね。

いいですか、冷静に見ちゃだめです。お姉さんと一緒にその気になりましょう。(誤解を招く表現)
光の剣で悪者を倒し、勇者の称号をゲットだぜ!

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◇ピーターパン空の旅
FANTASY LAND 
途中にイギリスはロンドンのビッグベン(国会議事堂の塔上の大時計)の上を通過しますが、 この時にビッグベンは8時7分あたり(夜だから当然午後ね)をさしています。
一見中途半端な時間ですが、ピーターパンの映画の中でビッグベンの周りを飛び回るシーンでは、 きちんとこの時間を指しています。


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