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TOMORROW LAND

トゥモローランド


「ディズニーランドは永遠に成長を続けることができる。
それは、未来の国、トゥモローランドがあるからだ」というウォルト・ディズニーの言葉が象徴するように、 最先端の技術を未来的に投入しているのがトゥモローランドです。
昔、車やロケットが未来の乗り物としてトゥモローランドのメインとして活躍していましたが、 現在は、タイムマシーン、物体の大きさを自在に変える装置、 光速ワープなど時代と共にテーマが変化しているのがわかります。
ディズニーの言葉は今も生きています。
トゥモローランドのシンボルタワーは、プラザからスペースマウンテンを見るときに両サイドに立つ2本のタワーです。
これは「モノリス」といい、古代からシンボルを意味する建築物に与えられる名前です。

◇ミート・ザ・ワールド(現在はありません)
TOMORROW LAND 
長距離運転、子供のお守り、歩きっぱなし、人ごみ・・・楽しい時間を過ごせるTDLですが、体力を消耗するのもまた事実。
そんな時に一休みできるのがここ。園内がどんなに混んでいようが待ち時間なしで入れます。
空調の効いた部屋で、いすに座りながらしばしのお昼寝ターイム!!(おいおい)

ここは、日本に作るのだから日本らしいものをということで考えられたそうなのですが、 同時に日本人が来ないであろう事も予想していたようで無料にしたり、チケットの表紙に広告を入れたりと いくつかの策を練ったようです。
実際、かなり大がかりな施設であるにもかかわらずあのアトラクションは無料ですね。

現在の姿(鶴の壁とパープル調)は開園6ケ月後に改装された姿で 開園当時は白の壁にオレンジと黄色を使ったデザインでした。
開園当時のミートザワールドの外観は写真もほとんど残されておらず知っている人はかなりのマニアです。

デイズニーワールドには「大統領ホール」というものがあり、 これはアメリカの歴代大統領がステージ上に登場する(全部オーディオアニマトロニクス)というもので、 アメリカならではのアトラクションです。
しかし日本でこれと同じものを作るとなると、竹下さんや小渕さん橋本さんをステージ上に並べなくてはならない ので却下されました。(これはこれで・・・)
それに代替で登場したのが「歴史もの」だったという事だったんですね。

開園当時、このアトラクションは松下電器がスポンサーについていました。
その後、隣にスターツアーズが登場して松下電器は双方をスポンサーとしていましたが、 すぐにミートザワールドから撤退しました。
(やっぱりかわいい娘の方がいいのね!(笑))
昔、ショーが終わって出口へ向かう途中にベルトコンベアに乗りながら未来の家庭を見るコーナーがありましたが、 これもスポンサー撤退と一緒に廃止になりました。
当時の出口は、スターツアーズ寄りの扉で今は非常口となっています。

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◇スペースマウンテン
TOMORROW LAND 
ウォルトディズニーが企画考案した最後のアトラクション。残念ながら完成を見ることなく亡くなりましたが..

コースターに乗ってすぐに右に曲がりますが、ここに 左に曲がる線路(シャッターが閉まっています)もありますが、 これは整備基地へ向かう引き込み線で、乗り場の足元が車両基地になっています。
また、フル稼動の時には、最大で11機のコースターが1本のレール上に存在するそうです。
(それを安全に制御してしまうところはさすがですね)

コースターに乗ってすぐ、数メートルか進んだ所で一回止まるのはコースターの重さを計るためだそうです。
それで、万が一規定の重さを超えるとコースターは右へ行かず、左の線路の方に行くという話を聞いたことがあります。
私はまだ左に行ったことがありません。本当に行った人います?(貴重な体験?)

昔、歌手の「岩井さゆり」が彼氏と遊びにきていてこれに乗ったところ、彼氏が心臓麻痺で死亡し、 芸能人の彼氏ということでマスコミが騒いだことがありました。
彼も含めて、今まで数人の方がなくなられているそうです。
コースターが直接の原因ではないでしょうが(当然だ!)、くわばらくわばら。
もっとも、これだけの人数が入園しているわけですから何かしらのハプニングはあるでしょうね。確率的に。

乗り場の上にあるロケットの横にある「CMB」はコンピュータ・メモリ・バンク、 TDL2000は「TDL」と「西暦2000年」の意味です。
ちなみにアメリカのディズニーランドには「DL2000」と書いてあります。

ここでスペースマウンテンのちょっとした数字的データを。
・ドーム総面積:4400u
・ドーム直径:61m
・ドーム高さ:38m(塔先まで)屋上部分は23m、地下:5m
・レール長:925m
・レール最高地点:23m
・ロケット定員:12名(6人乗り2両編成)
・最高時速:時速約50キロ
・1時間にさばける最高人数、2000人強

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◇スターツアーズ
TOMORROW LAND 
アトラクションに入ってすぐのエリアを「ハンガー」、次のエリアを「セクター1」、 次を「セクター2」、ここで働いているロボット達を「ドロイド」と言います。

帝国軍に勝利した同盟軍はが現役を引退後、新たにC3POやR2D2などと 銀河系再建のために旅行会社を設立し運営しているという設定です。
スターツアーズは「宇宙旅行会社」です。正式名称を「スターツアーズ・トラベルエージェンシー」と言います。
アトラクション前(屋外)に大きく描かれたマークは、スピーダーの着陸目印です。

乗り物はすべて「スタースピーダー3000」と呼ばれる高性能宇宙飛行船です。
セクター1(C3POたちがいるドック)の大型スクリーンにその性能説明がされます。

しかし、この旅行会社の運営状況は最悪です。ハンガー奥、上部に現在の運行状況がモニターで表示されています。 すべて英語で表示されているのでわかり難いかもしれませんが、ほとんどの便が「遅れ」です。
セクター2のドロイド(G2-9T)のセリフにも「過密ダイヤで大変。夜空に見える無数の星。実はほとんどがスタースピーダーです」 とか「星空に見とれていてそのまま流れ星になってしまったスピーダーがある」とかやばいことを言ってます。
ハンガーにある1本の柱には、レーザー光線か何かで攻撃(帝国軍の報復攻撃?)された跡があります。
ツアー中にも到着地であるエンドアを通り越したり、彗星につっこんだり、戦闘区域へ進入して攻撃受けたりしちゃいます。 結構やばい旅行会社なんです!

セクター2で動くパーツはバードドロイドの手前上部(屋根の上)にある足と、左側のパーツボックスの中にある手の2つです。
後半の上部にバードドロイド(鳥のロボット/G2-4Tのペットらしい)がいます。 2つの巣がありますが、ロボットらしくすべて鉄屑でできています。
残念ながら一般ゲストからは高い位置にあるので見ることができませんが、実はこの巣の中には金と銀の玉子があります!
どうやって産んだのかはTDL最大の謎と言えましょう。

到着して右側にあるのが「バケットチェック」です。到着した荷物を検査するいわゆる税関・検疫です。
すべてドロイド(P−6、S−4、R−2)が行っています。
ずっと見ていると、ドロイドが仕事をさぼってゲストにウインクしたりします。
また途中、荷物から蝿が逃げ出して、大騒ぎになるシーンがあります。
最後は殺虫剤を持ち出すのですが、仲間のドロイドの頭の上から吹きかけてしまうというギャグが見れます。
エスカレーター脇には、彼女に電話(スターリンクという電話ボックス)するドロイド(F-29)がいます。
(彼女(ミスドロイド)はテレビの中にいます)また「親子のロボット」が手をつないでエスカレーターに乗る姿 (エスカレーター乗車の注意看板)が見れます。

出口へ向かう途中(エスカレーター手前)左側にスターツアーズが定期就航しているいろいろな星の案内がされています。 映像を見るのも良いですが、同時に表示されている文字情報もチェックしましょう。 恐ろしく寒い星や恐ろしく暑い星にも定期就航しています。 知らないで行ったら確実に死ぬって。

以下、スターマップで案内している星・・・
ムーンオブエンドア スピーダーの行き先
ベスピン エンドアと反対にある雲の惑星。雲の都市が浮いているのが観光名所
ホス 氷と雪の惑星。ウインタースポーツが売り。トーントーンという馬みたいな奴に乗れる
タトゥーイン 砂漠の惑星。銀河動物園がある。ジャバの宮殿もここにある。
ダゴバ 沼の惑星。湿地帯での釣りや超能力開発ツアーが売り

その外のドロイド・・・
ハンガー内(入り口入ってすぐのエリア)
通路の上で作業してしゃべっている奴 F-22
荷物の流れを管理をしている奴 スペースキャップドロイド
スピーダーの作業ハンガーの上でエンジンチェックをしているドロイド F-23、F-24
セクター1(ハンガーの次のエリア)
司令室で指示をしているドロイド モン・カラマリ
セクター2(セクター1の次のエリア)
G2-9Tに修理されているドロイド R5
セクター2の下を掃除しているドロイド マックス
ちょろちょろ動いているドロイド マウスドロイド
エレベータータイプのドロイド I・D・A
IDAを操作しているドロイド R2-D7
他エリア
スピーダーを操縦しているドロイド RX-24/通称キャプテンレックス
スターツアーズにいるドロイドはこれで全部です。完璧!

ちなみに、この建物のてっぺんにはアンテナ(たぶんダミーでしょうけれど)がありますが、良く見ると「パナソニック」と書いてあります。

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◇キャプテンEO(現在はありません)
TOMORROW LAND 
キャプテンEOの「EO」とは土星の衛星「イオス」のことです。英語で「EOS」と書きます。
キャノンのカメラの「EOS」と一緒です。

今は亡きキャプテンEOですが、気づいたことが一つ。
後半のみんなで踊るシーンですが、後ろから2番目の右から2番目あたりだったと思うのですが、
一人だけ他の人と左右逆に踊っている人がいました。わざとだとは思いますが、まさか・・。

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◇ビジョナリアム(現在はありません)
TOMORROW LAND 
ユーロディズニーランドが中心になって製作したアトラクション。 マイナーながら意外と話題が多いところです。
待ち時間の時に正面大画面に色々と現れては消えていきますが、おもちゃのロボットが来たら始まりです。
ちなみに時計は「壁掛け時計」「懐中時計」「目ざまし時計」の3種類(あれ、日時計もあったっけ?)来ますので、 「クイズ、何種類の時計が来る?」とか言えば少しは退屈しないかも。

タイムキーパーの声は所ジョージ、ナインアイは斎藤ゆき、ジューヌベルヌは、岡田真澄ですが、 私は最近までナインアイは西田ひかるだと誤解していました。
絶対聞き間違えますよね。ね。友人に「斎藤ゆきなわけないだろ、耳悪いんじゃないの」まで言ってしまった俺様。

・H.G.ウエルズと出会う場所は1851年にロンドンで開かれた世界で最初の万国博覧会会場。あの建物は今でもあります。
・モスクワの赤の広場で新婚さんの熱気球にお邪魔をする時、右後ろにミッキーマウスの気球がありますが、 この時にはミッキーマウスはまだ生まれていないはず、だそうです。
・コンコルドのある飛行場に飛びますが、この時右後ろにJALの飛行機がゆっくり移動してます。
これもJALの広告なのでしょうか?
・ヘリコプターに乗って海の中の寺院の上を飛びますが、これはフランスにあるモンサンミッシェル修道院です。
とても綺麗なところで、フランスの旅行ツアーによく入っている所です。よろしければ行ってみては。
・「ナインアイ」と「ジューヌベルヌ」の出会った時間は10:50である。
・待ち合いホールには30個の時計がある。その内動いているのは3個である。
・ナインアイは開発当時はスリーアイだったが、徐々に目が増えてナインアイに成長した。
・待ち合いホールのタイムキーパーの机には「海底2万哩」の初版本が置いてある。

このアトラクションの音楽が好きなのですが、どのCDにも収録されていません。なんとかして手に入らないものか?

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◇スターゲート(ゲームセンター)
TOMORROW LAND 
実は、TDLにもゲームセンターがあったんです。
わざわざここまで来て・・と思われますが(そりゃあ思うわな)、意外と古いゲームがあったりします。
昔燃えたあのゲームがもう一度できるなんて、ってなことがあるかもね。
(さすがにここは、気が向いたら寄ってみて、なんては書けないな。(笑))

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◇ミクロアドベンチャー
TOMORROW LAND 
映画「ミクロキッズ」「ジャイアントベビー」が元に制作されたアトラクション。

創造力を研究する専門機関「イマジネーション研究所」が主催する発明家大賞の授賞式にゲストも一緒に参加するという設定。
ここの会長は3代目だそうで、ナイジェル・チャニング会長と言います、声は高島忠夫です。
授賞式の準備をしているときは、服部真湖のレポートが入ります。これは本人が出演しています。(見りゃ分かるって?)
これ(約5分)を見たあとに会場に入場です。
ホバーポッド(スプーン1杯の燃料でいいらしい)に乗って登場するのが今回の主役、ザリンスキー博士ですが、 この博士の声は高嶋政伸です。つまり親子出演しているのです!

ロビーにあるザリンスキー博士の発明品の図面・・・
ソーラーバン 太陽光線を液体燃料にして走る車
オートマチックペットフィーダー 設定時間に犬に餌をあげる装置
ヘルメットフォン フリーハンドで電話がかけられる装置
犬仕様郵便箱 犬に郵便物を取りに行かせるためのポスト
オートメイド 自動掃除機
ミクロマシンプロトタイプ 生命体の大きさを変える装置。これがメイン会場に登場します。

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